悠悠自適なオタク生活

好きなことやどうでもいいことを書き綴る、ジャンル崩壊の趣味ブログ。

エンタメの未来について

お久しぶりです、悠です。

新型コロナウイルスの影響で、今年上半期に予定されていた観劇、ライブ、フェスの参戦予定がすべて空白に…。

なんだか、頭も心も空っぽになってしまって、しばらく何も考えずにぼーっとしたまま日常を送っていました。

同じような虚しさや寂しさ、やりきれなさや不安を抱えていらっしゃる方もたくさんいるかと思い、久々にここにやってきました。

緊急事態宣言の解除


緊急事態宣言が解除され、フレデリックの配信ライブとツアーが決まり、東宝のコンサート花總さんと古川さんの出演が決まり、少しずつではありますが、私の生活を支えていたエンタメが戻りつつあります。


ただ、やはり以前のように完全に戻るのはまだ難しいのが現状です。


私は、エンタメ業界に身を置いている訳ではないから、直接仕事や生活に影響はありません。

なんなら、それらのエンタメがなくても、無意味に、無色透明な日常は過ぎていき、気づけばこの自粛期間中に、1つ歳を重ねていました。

本来なら、自分への誕生日プレゼントとして、誕生日の前日にエリザベートを観劇する予定でした。
しかもゆん花…。思い出すと切ない気持ちになります…。


話が逸れましたが。

エンタメがなくても、人間は死にません。

でも、日常が無色透明で、楽しみといえば、録画した再放送のドラマや映画を見たりすることくらい。


他の人にとってはそうでなかったとしても、少なくとも私にとっては、生のエンタメに触れてわくわくする、ということが、生きることをこんなにも有意義にしてくれていたんだなと、改めて気づかされました。


BUMP OF CHICKEN藤原基央さんが言っていた、

“音楽なんて衣食住のどれにも当てはまらない、なくても生きていけるんだよ、でも、ないと生きていけないのが僕たちや君たちなんだ…”

というニュアンスの言葉が、こんな状況下だからこそ、改めて思い出されて、じんわり響きました。


なくても死なないけど、ないと生きていけないもの。
それが私にとっての観劇であり、ライブです。


これからのライブエンターテインメント


と、前置きが長くなりましたが、今日書いておきたかった本題はここから。

もやもやして、頭と心が空っぽのままではいけないと思い、素人なりにいろいろ考えてみたので、ここに残しておきたいと思います。

劇場について

コロナ後の世界で、今よりももっと演劇やミュージカルが楽しめるようになるにはどうしたらいいのか。

それを素人の私の視点からではありますが、いくつか考えてみました。
(すでに行われている施策もあったり、実現が難しいものもありますが、あくまで個人的なアイデアなので、その点はお許しください💦)


  • オンラインでの配信観劇チケットを販売する。


*通常の観劇チケットとは価格に差を設けて、低価格で販売する。

*少しでも劇場にいるときと同じように楽しんでもらうために、配信の際、VRカメラ等の機材を活用する。

スマホやPC、テレビなど、様々な媒体で観劇を可能にするシステムの構築。(各々の好きな場所が劇場になるようなイメージ)

*さらなる臨場感を求める人には、VRゴーグルを購入してもらえるように、オフィシャルグッズとして販売する。


  • 劇場での観劇チケット配信観劇チケットを同時販売する。

(全公演でなくとも、初日、楽日などの節目の公演だけでも)


チケット難になりやすい公演で、配信観劇チケットを発売することによって、高額転売を防ぐ

感染症対策としてだけでなく、病気や怪我等により、劇場での観劇が難しい人々にも、生の舞台に近い観劇体験を届けられる。

*地方に住んでいる方や大きな劇場がない都市に住んでいる方にも、より多くの観劇の機会を設けられる。



問題点

違法アップロード無断録画等の問題

・制作側のVR等の設備費用

・映像配信における版権の問題

・劇場に足を運ぶ観客が減る恐れも。

(←この点に関しては、個人的には“劇場での観劇が最も望ましい”という大前提があるので、劇場に足を運ぶ観客が減るとは思っていない。
ただ、人によって劇場での観劇への考え方は様々だと思うので、観客へのアンケート等を実施して、劇場での観劇体験の強みを把握する必要があるとは思う。)



問題点は多々ありますが、個人的にはこういったシステムが構築されて、それが当たり前になったら、より一層、観劇を楽しめるようになるのではないかなと思っています。

すでに取り組みを始めている劇場もありますが、現状をどうにかプラスの方向に変えていけるよう、祈っています。

ライブハウスについて

こちらもかなり厳しい現状だと思います。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、打首獄門同好会さんが、すでにVRライブの販売をされています。

しかも、とても価格設定が低い。
利益がほぼ出ていないのではないかと、心配になるほどです。


VRライブも良いアイデアだと思いますが、ライブは、お芝居やミュージカルのように、着席で声を発せずに観るものではないので、また事情が異なってきます。


家でライブ体験を、とはなかなか言いづらいのが正直なところです。


  • VRカメラ による映像収録配信ライブ

*劇場と同じく、通常のライブチケットよりも低価格での販売とし、各自の選択でVRゴーグル等を使うようにする。

  • フェイスシールドのグッズ化。

アーティストグッズとしてフェイスシールドマスクを販売する。
運動用のメガネのように、ジャンプしたり動いても落ちないような工夫を施したものを製作すれば、声を出したり、跳ねたりもできるようになるのでは。)

*フェイスシールドもしくはマスクをしている人のみ参加できるようにする。


  • アーティスト自身もフェイスシールドの着用を徹底する。

(人気のアーティストがおしゃれなフェイスシールドとかをしてたら、流行しそう。そこにも需要が産まれる。)

*アーティストによっては、客席とステージの間透明な天幕を張るのも効果的ではないか。
(これは、フレデリックの横アリの映像を見てひらめいたんだけれど、天幕って使いようによっては演出にもなるんでは?!と思っています。)


➡フレデリズムアリーナ2020、とても素敵な作品でした。
まだご覧になってない方はぜひトレーラーを見てみてください!!


フレデリック「1st Live DVD & Blu-ray『FREDERHYTHM ARENA 2020~終わらないMUSIC~』at YOKOHAMA ARENA」Live Digest



「FREDERHYTHM ARENA 2020〜終わらないMUSIC〜」 at YOKOHAMA ARENA [ フレデリック ]


「FREDERHYTHM ARENA 2020〜終わらないMUSIC〜」 at YOKOHAMA ARENA【Blu-ray】 [ フレデリック ]




スタンディングも位置固定にする。

…正直、個人的に、これはあまり推奨したくない…。
ソーシャルディスタンスという視点から、距離を取るのが効果的なのは理解しているが、ひとりひとりの間を空けて、決まった範囲の中だけしか動くことができない、というのは、ライブハウスの魅力を半減させてしまいかねないと、個人的には思う。



最後に


思いついたことをつらつらと書き出してみたものの、やはりなかなか良い案が浮かびません…💦


先日、とある舞台でクラスターが発生しました。

クラスターを出してしまった舞台では、運営・制作側、観客側ともに、対策が徹底されていなかったとの声も挙がっています。

正直、この出来事がきっかけで、また劇場やライブハウスなどのエンターテインメントに心無い言葉が投げられるかもしれないと思うと、悔しいやら、腹立たしいやら、辛いやら……本当に複雑な心境です。

私にできることと言えば、これまで血反吐を吐いて耐えてきて、ようやく再開に向けて動き始めている本物のプロフェッショナルたちに、この火の粉が降りかかることがないよう願うことくらいです。

今年は、劇場にもライブハウスにも行くことができないかもしれません。

でも、この先の未来に、また笑える日が来ることを信じて、今は自分にできること、目の前のことをしっかりやっていきたいと思います。


今回は、このブログらしからぬ、真剣な記事になってしまいましたが、次からは今まで通り、好きなことを書くだけのお気楽ブログに戻ります(´∀`)


長い独り言にお付き合いいただき、ありがとうございました!
ではまた!