悠悠自適なオタク生活

好きなことやどうでもいいことを書き綴る、ジャンル崩壊の趣味ブログ。

TREASUREの『ORANGE』が好きな話

こんにちは、悠です。


TREASURE『ORANGE』LIVE VIDEOがあまりに良くて……しばらく余韻に浸っていましたが、これは記事を書かねば!という使命感に駆られて戻ってきました。


前回の『MMM』の記事(TREASUREの『MMM』が最高に旨い話 - 悠悠自適なオタク生活)でも、『ORANGE』について少し触れましたが、LIVE VIDEOを見て、さらにこの曲が好きになりました。


という訳で、今回は、『ORANGE』について書いてみようと思います。


お時間のある方は、ぜひ覗いていってください(*^^)v。

『ORANGE』(LIVE VIDEO)の感想

【輸入盤】1STアルバム:ファースト・ステップ・トレジャー・エフェクト [ TREASURE ]


まずは、一度聴いてほしい。


胸の中にじんわり温かさが広がるような、優しくて穏やかなメロディーに、メンバーそれぞれの魅力がたっぷり詰まった歌声が重なって、ヒーリング効果抜群の一曲となっている。


TREASUREは、ボーカルの強者揃いのグループであるため、毎回その層の厚さに驚かされるが、今回はより一層それを感じる曲の構成だった。


まず、歌い出しがジョンウからというのが最高で、すべての音の中から、すこんと抜け出る、あのパワフルでソウルフルな歌声に、一瞬で心を掴まれる。


なぜジョンウの歌い出しが最高なのかという話の前に、少しだけ私のTREASURE遍歴に触れてみようと思う。


たまたま流れてきた『BOY』のMVで、従弟そっくりのジョンウを発見し、彼らのYouTubeチャンネルに直行。

そこで、ジョンウが歌う『SUPERSTAR』のカバーを聴いて、天地がひっくり返るような衝撃を受けたところから、本格的にTREASUREを推し始め、YG宝石箱やら、「TREASURE MAP」といったコンテンツを片っ端から見漁り、気がつけば沼の住人に……

と、こんな具合である。


そう。何を隠そう、私とTREASUREの始まり、そのきっかけはジョンウなのである。


私の好みドストライクの魂を揺さぶる歌声と、突き抜けるようなその声量間の取り方アレンジまで、とにかくとても好みなのだ。


それは私の母も同じで、母娘揃って、この子は……天才だ……!といつも心を震わせている。


話が逸れたが、要するに、ジョンウの歌声には、初見の人間を惹きつけるような、パワーがあるのだ


今回の『ORANGE』では、優しく柔らかく、それでもはっきりと明確な意思を持つような、芯の通った歌声で、曲の世界観を創り出している。


どれだけ柔らかく歌っていても、決して損なわれない、彼の力強い歌声が耳に心地良い


彼の歌声は、数多の音の中でも、埋もれずにはっきりと聴こえてきて、毎回、その存在感にはっとさせられる。


そしてジョンウさん、見るたびに、著しいスピードで、大人の階段を登るのは勘弁していただきたい。


急に広くなった肩幅とか、凛々しくなった輪郭とかお顔立ちとか……あまりに凄まじく格好良くなっていくので追いつけないし、もうキャパオーバーしそう。好きです。

(彼らのこういう変化を見ていると、自分の歳を感じる今日この頃……。彼らがあまりに若いので、本当にそのパワーと成長に驚かされつつも、こちらも力をもらっています。ありがたい…。)


また、この曲の中で、曲との親和性の高さが印象的だったのは、マシホの歌声だ。


「3分TREASURE」というコンテンツで、アサヒPDマシホのやり取りを見ていたときにも感じていたが、アサヒPDの作る曲と、マシホの歌声がぴったりフィットしていて、とても相性が良いのだと思う。

今回の『ORANGE』でも、マシホのまろくて個性的な歌声が、曲に見事にフィットしていて、とても聴きやすかった。


マシホさんは、安定の可愛い顔した男前
お顔立ちの愛らしさと、歌声や表情の格好良さのバランスが絶妙
でもやっぱり可愛い。


そして今回も、イェダムが本当に素晴らしい


ムーディーで、どこか切なくて、ロマンを感じさせる……あの深みのある歌声は唯一無二の才能であり、彼がいることによって、他のメンバーの個性もさらに発揮されるという、好循環を作り出している。


特に、イェダムの曖昧な輪郭を持つムーディーな歌声と、ジョンウのはっきりと縁取られた力強い歌声とのコントラストがあまりに美しく、そして、絶妙に旨いのだ。


この『WAYO』の動画を見て、メンバーとの絶妙なバランスに驚愕した。

これでボーカルが全員揃っていないだなんて、あまりにも強すぎる。

新人とは思えない完成度の高さ豊かな感情溢れる歌声に、今でも見るたびに鳥肌が立つ、大好きな動画だ。


今回も、その自由自在な歌声を操って、温かいオレンジ色の夕陽の美しさと、そこに滲む、胸をきゅっとしめつけるような切なさを調和させていて、流石の歌声と表現力に感心してしまった。


少し掠れるような声も含めて、歌声のロマンティックさがたまらない。


彼がいることで、グループの歌がさらに魅力を増していて、本当に凄い人だなと改めて実感……。

”天才”の一言では片づけられないほどの努力を重ねてきたであろうその背中が、とても頼もしく、そして格好良い


私より年上かな?と思わせるようなしっかりした言動も然ることながら、最近は、アサヒと一緒にいるときに出る年相応の壊れっぷりも好きで、アダムペアに密かに楽しませてもらっている。


また、今回驚いたのは、メンバーの低音


まず、ジェヒョクの深みのある低音

彼の落ち着いた声色に、柔らかな人柄が滲み出るような、優しい歌い方がぴったりで、思わずきゅんとしてしまった。


あと、アサヒと顔を見合わせて歌うジェヒョクさん流石のジェントルマンっぷりでにやけた。


そして、ドヨンの低音がかなり良くて、ダンスだけじゃなく、こんなにエモみのある低音を出せる子だったなんて!と衝撃を受けた。


ドヨンさん、あんなに可愛いお顔立ちで、あんなにクセになる低音はずるい。可愛い。


ジフンの歌声は言わずもがな、低音から高音までを網羅する音域の広さと、安定の声の綺麗さだった。


マシホと掛け合いになる部分が、特に好き。


ジフンさんは、玄人だなと感じずにはいられない。

ダンスも歌もとても的確、そして、コーラスも上手くて、安心して任せられる。

喋らせるとキレキレで面白いのがまた良き。


また、マンネジョンファンの声も個性があって良い。


誰がどこを歌っているのかがすぐにわかるのが、TREASUREの魅力のひとつだなと感じている。


ジョンファンもジョンウと同じく、見るたびに大人になって……身体も大きくなっているし、歌い方もどんどん進化していて、この先が楽しみで仕方ない


個人的に、個性があふれる歌声と言えば、ジュンギュの歌声が好き。


今回の『ORANGE』でも、彼特有の特徴的な歌声は健在で、曲の世界観の中で、バランスをとりながら、上手く調和させていた


耳に残る高音が特に魅力的。


あと、ジュンギュさんは本当に可愛らしいお顔だなと、毎回思う。


表情の使い方も上手くて、曲によってその表情がくるくると変化するのが、見ていてとても楽しい。


今回は、全体的に、大人っぽく、綺麗めなジュンギュさんモードで、その眼差しにどきりとさせられた。


ちなみに、イェダムジュンギュジョンウの3人が、YG宝石箱の最終テストで披露した『LAST DANCE』(BIGBANG)は、私の中での伝説となっていて、少なくとも1日に1回以上は再生するのが日課である。


3人とも個性があって、それぞれが全く違ったタイプのボーカリストなのに、決して相手の良さを消すことなく、それぞれの良さを引き出し合っていて、この絶妙なバランスと、感情のこもった歌声に、初めて聴いたときには、思わず涙した。



話が逸れたが、ラップ部分も非常に良かった。


『MMM』のときの、ゴリゴリのラップも良いが、この曲のような、優しい穏やかなラップも最高だった。


アサヒと共に歌詞を書いたハルトが、いつものラップよりも、随分優しい声の使い方をしていたのが印象的。


ハルトは、ラップをしているときのモーションがとても魅力的で、自身の魅力を最大限活かした魅せ方を心得ているなと、改めて実感した。
顔が本当に良い。


身長も高く、声も低いので、大人っぽくクールに見えるが、柔らかな雰囲気を纏っていると、また違った表情が見られて、新たな魅力を発掘できた。


個人的には、ヨシの柔らかいラップがとても好きで、こういったテイストの楽曲をもっと聴いてみたいなと感じる。


ヨシさんは、声質的に歌も上手そうなので、機会があれば、ラップ以外のボーカルも聴いてみたい

そして、今回もビジュアルが良き。綺麗。


また、ヒョンソクの低音ラップも流石である。

技術はもちろん、貫禄というか、存在感があるラップが力強くて、歌詞がダイレクトに伝わってくる


普段は愛らしくて弟たちにいじられる姿も含めて魅力的だが、ステージに立った時のこの貫禄は、流石我らが長男だなと改めて感じた。


そして、最後に、今回のメインPD、アサヒについて。


元々、彼の掠れる切なげな歌声が大好きで、彼がハンドマイクで歌うLIVE VIDEOも見てみたいなと思っていたのだが、今回の自作曲でそれが叶って、非常に嬉しい。


まず、こんなにも美しいメロディーラインを書いた作曲家としての才能に感謝したい。


懐かしさを覚えるような美しいメロディーラインと、ゆったりとしたテンポ感

TREASUREが歌う歌ものとしてぴったりで、メンバーの良さが活かされる楽曲になっている。


どこまでアサヒPDが関わっているのかはわからないが、メンバーの持ち味を活かした絶妙なパート分けにも感謝したい。


メンバーそれぞれの高音と低音を楽しめるパート分けが、とてもしっくりときていて、メンバーの特性をとてもよく活かしているなと感じた。


また、ボーカリストしてのアサヒの切なさをはらむ歌声が、たくさん聴けて、その点でもとても満足している。


優しくて、柔らかくて、どこか切なくて、美しい。


そんな曲を、メンバーみんなが絶妙なバランスをとりながら、本当に素敵に表現しているので、このVIDEOで、『ORANGE』がもっと好きになった。


最後に


個人的に『ORANGE』大好きです。


LIVE VIDEOを見て感じたのは、やはり、TREASUREにがっつり歌ものを歌わせた時の破壊力は凄まじいなということ


全員が歌が歌えるという点と、誰一人として個性が被らず、互いの良さを消すことなく共存ができるという点が、TREASUREの大きな強みだと思っています。

(TREASUREを推し始めてから、他の同年代のグループも見るようになりましたが、やはり”歌の上手さ”においては、TREASUREが頭一つ分抜きんでていると感じました。安定感があり、歌だけでパフォーマンスを完成させられるほどの実力がある、という部分において、これだけのボーカリストとラップラインが集まっているのは本当に強いです。)


これからも、『MMM』から『ORANGE』まで、多様な音楽性とパフォーマンスが見られることを楽しみに、TREASUREを応援していきますので、機会があれば、覗いてやってください!!


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


ではまた。