悠悠自適なオタク生活

好きなことやどうでもいいことを書き綴る、ジャンル崩壊の趣味ブログ。

SEVENTEENの『Light a Flame』のホシくんが凄い

大変ご無沙汰しております、悠です。

年が明けてから、あっという間に1か月が経ちましたが、相も変わらず、楽しく、元気に、各界隈の推しを応援する日々を送っています。


初めての投票をやってみたり、初めてのアプリを登録してみたりと、推しを応援する過程で、知らなかった世界に飛び込む日々は、なかなか刺激的で、わくわくしています。


その中でも、昨年出会ったTREASUREへの熱は冷めることなく、むしろ、どんどん成長していく彼らから目が離せない、箱推しってなんて楽しいんだろう……としみじみ実感する日々です。


アルバムも最高だし、日本デビュー3月31日に決まったし、パフォーマンスは見る度に成長しているし。
本当に幸せな推し活をさせてもらってます。


そんな充実した日々の中でも、新しい出会いは尽きないもので……また素敵なグループを見つけてしまいました。


今回は、SEVENTEEN『Light a Flame』

いろいろなパフォーマンスを見ていくうちに、ユニット曲にもかかわらず、途轍もなくヤバい曲を見つけてしまい、衝動的に筆を執りました。


まだ、彼らを知ってから日が浅い新参者の感想ですので、Caratのみなさま、お手柔らかにお願いいたします!!


少しでも楽しく読んでいただけますように。

振付の奥深さ

とにかく、観て欲しい。


初めてこの動画を観たときの衝撃は、言葉では言い表せないほどのものだった。
曲の雰囲気はもちろん、振付があまりにも魅力的すぎる。


K-POPグループだけでなく、一般的に人気のあるダンスといえば、ヒップホップやブレイクダンスポッピンなど、派手な動き巧妙な技で、観客を驚かせるというイメージが強いが、この曲は、そういった要素が少ない。


しっとりとお酒でも嗜みながら、バックに流れている音楽にふっと身を委ねるような、そんな雰囲気があるのだ。


個人的には、宝塚でよく使われるような、ストーリー性のあるショーを観ている気分になる。


他のグループと見比べてみて感じたのだが、この曲に限らず、SEVENTEENの振付は、かなりストーリー性があるものが多い。


だからなのか、何度観ても新鮮な発見があるし、何より、曲の世界観に没頭しやすいので、観ていて飽きない


この曲も、ダンスの技術をみせたい、というよりは、曲の世界観を表現するためにどう魅せるか、に重点が置かれた振付なので、まるで、1本のショートフィルムを観ているような感覚に陥る。


SEVENTEENの振付を担当しているのは、メンバーのホシであるが、この曲の振付も彼が作っているのだとすれば、そのセンスに脱帽せざるを得ない。

(セブチ歴の浅いオタクですが、これまでのホシくん振付の作品を観てきた上で、今回のこの曲も彼の振付だと、ほぼほぼ確信に近い推測をしています。ただ、確定した情報が見つけられなかったので、もし違っていたらすみません💦誰が振り付けたにせよ、とにかく、この振付大好きです!!)


極力シンプルに、余計なモーションは入れず、歩く、佇む、振り返る、といった自然な動作を、とても妖艶に魅せる。

肩や首、指先といった細部での繊細な動きで視線を惹きつけて、音の流れに沿った滑らかな動きで、観ているものの視線を離さない。


正直、格が違うというか、パフォーマーとしてこの域にまで達しているとは……と驚愕だった。


こんなに凄い人たちだったなんて知らなかった。

今までよく知らなかったことを後悔するくらいには、度肝を抜かれたし、ミュージカルやら宝塚やらがオタク人生の始まりだった私にとって、彼らのパフォーマンスは、まさしく好みのど真ん中じゃないか!と今更ながら、とても興奮している。


ちなみに、この曲は96年生まれの同い年メンバーによるユニット曲だということで、そのあたりの関係性なども含めてパフォーマンスを観ると、より面白いのではないかと思う。



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ホシくんのダンスの魅力


個人的に、『HOME;RUN』のパフォーマンス映像で、ホシくんのダンスに魅了されたのがきっかけで、SEVENTEENに興味を持ったので、彼のダンスには特別な思い入れがある。

(個人的に好きなパフォーマンス映像をピックしてみました。同じ曲でも毎回違った表情で楽しませてくれるので、全く飽きません。)

興味を持って調べていくうちに、ホシくんが振付を担当していることや、ウジくんがデビュー当初から曲を作っていること”自主制作アイドル”と呼ばれる彼らの凄さを知り、とても驚いた。


ちなみに私は、ホシくんのパフォーマンスの虜である。


ダンスが上手い人なら、きっと探せば他にもいるだろうが、魅せ方、シルエット、表情、骨格、何もかもが絶妙なバランスで、尚且つ、音の聴き方も的確パフォーマーは、なかなか見つけられないと思う。


あくまで、個人的な話になるが、こんなにも自分自身の理想としていたダンスを踊りこなすパフォーマーは初めてだった。


歌や演技、オーラ、ルックスなど、人にはそれぞれ好みがあって、もちろん私にも、これが私のベスト!という理想があるが、ダンスという括りにおいては、彼がマイベストダンサーであると断言できる。

(余談ですが、マイベストアクターは4歳の頃から花總まりさん一択で、マイベストボイスの持ち主は最近かなり増えてしまって、ベストが選べない状態だったりします(^_^;)。だって、テヒョンさん藤原基央さんの低音も好きだけど、歌っているときのジョンウやアサヒ、イェダムの声も好きなんだもの……。でも、ホシくんは迷いなくマイベストダンサーです、一択です!)


話が逸れたが、今回の『Light a Flame』でも、ホシくんの魅せ方に完全にやられてしまって困っている。


色気。清純さ。美しさ。妖しさ。切なさ。


これらの要素を、無理なく自然に共存させて、ダンスの実力の高さも随所できらりと光らせる。


センスの塊である。

凄まじい努力と、持って生まれたセンス才能の見事な調和に、思わず感嘆のため息がもれる。


彼のダンスには一切の無駄がない。


指先にも、後ろ姿にも、首の傾げ方にも、移動する際の足さばきですら、すべての動きに曲が息づいている。


まさしく彼自身が主人公となり、曲の世界を表現しているようなイメージ。

そのため、曲によって、全く別人格に入れ替わっているようにみえるのだ。


そんな彼には、印象深いエピソードがある。

『Fear』という楽曲で、曲の後半、彼が移動するシーンがあるのだが、およそ4秒程度、振付らしい振付がついている訳でもない、ごく僅かなその部分のために、ホシは3時間も練習し続けていた、というものだ。

どんな些細な場面でも、曲を生きることを徹底する彼の姿勢が垣間見えて、センスが良い、という一言で片づけるのは失礼なほどの努力と研究を重ねてきたからこそ、今の彼の表現があるのだと、改めて感動した。


また、現役時代の吉田都さんを彷彿とさせるような、音への正確さも彼の魅力のひとつだ。

身体が楽器であるかのような、彼の正確な音の聴き方には、今回も感動した。


低音を響かせる弦楽器と、高音を鳴らす金管楽器の音色にのせて、まるで揺蕩うように踊る姿が、あまりにも色っぽい。巧すぎて怖い。


自分自身がクラシックバレエを習っていたので、そう感じるのかもしれないが、ホシくんの動きには、クラシカルな雰囲気がどことなく漂っていると思うことが多々ある。


今回の動画でもそうだが、指先や首の動かし方、すっと佇むときの姿勢など、繊細な動きに気品があるというか、なんというか。


ハオちゃんのコンテンポラリーよりの動きとも違った、ホシくんの繊細さは、身体が柔らかいとか、関節が柔らかいとかいうだけではない、魅せ方の巧さからくるのではないかと思う。


ふとした瞬間でも気を抜かず、ただ立っているだけでも指先は綺麗な形を保ったまま、足元は、バレエで使う3番ポジションあたりに、そして、身体の向きはクロワゼ、もしくはエファッセに。


これはあくまで、私の感覚でホシくんのダンスをみたときに感じることなので、本当のところはわからないが、すべて意識しながらポジションをとっていなければ、あの美しいシルエットにはならないと思う。


それすらも無意識だったとするなら、その領域に達するまでにどれほどの練習をしてきたのか……どちらにせよ、考えるだけで倒れそうだ。


おそらく、どの角度に持っていけば、自分のシルエットが一番綺麗にみえるのかを、視線から首の角度まで、細かく研究しているのだと思う。

彼のプロとしての圧巻の仕事ぶりに、尊敬の念を抱かざるを得ない。


加えて、ホシくんは身体のバランスがとても良い。

その中でも、腰の位置の高さと、肩幅の絶妙な広さ程よい筋肉のつき方は、ダンスを踊る上で、大きな魅力になっている。


ムキムキすぎず、華奢すぎず、踊るために必要な筋肉がとても綺麗についているので、パワーダンスにも、しなやかなダンスにも身体が馴染む。


この曲の後半部分、ホシくんだけが立ったまま、背中をみせる振付があるが、その立ち姿のシルエットの美しさに、思わず見惚れてしまった。


『Light a Flame』を踊るホシくんが素敵すぎて、好きすぎて、自分でも驚くほど、何度もこの動画を観ている。

本当に、素晴らしいパフォーマーだなと改めて感じた。


ユニットとしての魅力


この曲がここまで刺さった理由のひとつに、このユニットだったから、という点もかなり作用している。


同い年ながら、性格も雰囲気も異なるこの4人。

まだまだ勉強中の身なので、96lineの関係性などについては詳しくないのだが、パフォーマンスとして観たときのバランスの良さには、驚いたと同時に、エモさを感じずにはいられなかった。


ホシくんが好きなのはもちろんだが、あとの3人の個性もたまらなく良い。


個人的には、ウォヌ氏のあの独特のオーラと雰囲気天性の才能だと思っていて、そこに魅惑的な低音ボイスが加わった彼の妖艶さには、一種の中毒性があると感じている。


彼がステージ上で放つ存在感とオーラは、普段の彼の様子からは想像もつかないほどの凄まじさがある。好き。

(誰よりも一番、目で追ってしまうのがホシくんだとするなら、その次によく目で追っているのはウォヌ氏だったりします。お顔立ちと声がとても好きで、俳優さんみたいだなーと、いつもうっとりしてます。ちなみに、ハオちゃんもよく観てます。彼もとても綺麗に踊るので、観ていて楽しいです。)


この曲のウォヌ氏は、なんというか、近づいたらダメなのに惹かれずにはいられない、そんな危うさが滲み出ていて、どこか儚さを漂わせるホシくんとのコントラストが絶妙だった。好き。


そしてウジくん曲も作れるし、歌も上手いし、ダンスも上手い。
凄い。本当に凄すぎる。
ウジくん音を的確にとって踊るので、観ていて気持ちが良い。

今回のようなラテンテイストな楽曲も作れてしまう、そんな引き出しがあるなんて驚きだし、ウジくんの醸し出す渋みがとても活きていて、流石だった。


ジュンくんも、3人とはまた違った味を出していて、見ごたえたっぷりだった。
そして、いつ見ても綺麗なお顔である。

滑らかな身のこなしの中にも、ダイナミックな彼らしい動きがきちんと取り入れられていて、彼の踊りが金管楽器の音色とよく合う


四者四様の個性を消さないままで、統一感を持たせることができるのは、流石、パフォーマンスの猛者が集まるSEVENTEENである


それぞれが物語の主人公であるかのように感じさせたり、全員が合わさって初めて、ひとりの人格が完成しているように思わせたりと、曲の中での魅せ方が本当に巧くて、言葉では表せないくらいの衝撃を受けたパフォーマンスだった。


今回はユニット曲だったため、4人しか紹介できなかったが、先程も触れたとおり、SEVENTEENはパフォーマンスの猛者たちの集まりである。


まだまだ書きたいこともたくさんあるので、また次の機会にでも、13人の圧巻のパフォーマンスについて書けたらいいなと思っている。


感想


SEVENTEENについて書くのは初めてだったのですが、ホシくんへの思いをいっぱい詰め込めて、大満足です。


書いている間もずっと聴いていたんですが、ダンスはもちろん、曲としても大好きなので、すごく楽しく書けました。


SEVENTEENに興味を持ち始めて、まだ日が浅いので、勉強不足な部分もありましたが、これからもっといろいろな曲を聴いて、彼らの素敵なところをたくさん見つけられたらいいなと思っています。


ちなみに……今回は、あまりにも『Light a Flame』インパクトが強すぎて、衝動的に筆を執りましたが、実は『HOME;RUN』についてもつらつらと書きたいことを下書きしてあるので、そちらもまとまったら更新したいなと思います。


長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また。