悠悠自適なオタク生活

好きなことやどうでもいいことを書き綴る、ジャンル崩壊の趣味ブログ。

フレデリックの沼は深し

こんにちは、悠です。

先日のスッキリ、フレデリックについての紹介が少なかったので、だったら自分で書いちゃおう!という勢いのままに、以前書いたブログを再編集しました。


というわけで、今回のテーマは、フレデリック

レオ・レオ二の絵本じゃありません。バンドです。

frederic-official.com


彼らを語る上でよく使われるのが、“中毒性”という言葉。

まさしく、一度聴いたら忘れられない、それがフレデリックなんです。


気づいたときには、脳内で曲がエンドレスループ

これがまた、嘘みたいなほんとの話で、一度でも聴けば、サビを口ずさんでしまうような楽曲がたくさんあります。


嘘といえば、彼らの、「USO」という曲のアコースティックVer.の深みがエグいので、音楽ファンの方に、ぜひ聴いていただきたい……。

(ミニアルバム『TOGENKYO』の初回盤のDVDに収録されています。このアコースティックライブは素敵すぎて、永久保存版です。)


TOGENKYO (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]


また、彼らを語る上で「オドループ」は外せません。


2014年にリリースされた楽曲ですが、彼らを代表するヒット曲で、今、TikTokで再度注目を浴びています。

(個人的には、ライブ映像がおすすめです。フレデリックのライブは、音楽への愛に溢れているので、行く度に幸せな気持ちになれます。)


他にも、個人的に感じている、“ここが凄いよフレデリックなポイントを、いくつかピックアップして綴ってみようと思います。


フレデリックを知っている方も、あんまり知らない方も、お時間があれば、ぜひ覗いてみてください。



目次

双子を中心とした、個性豊かなメンバーたち

三原健司(ボーカルギター、双子兄)

twitter.com

  • 1990/2/20生まれ。兵庫県宝塚市出身。ベースである康司の兄で、バンドのギターボーカル(時々、ハンドマイク)
  • 歌声がとにかくエモいフレデリックの楽曲の中毒性を生み出す要素のひとつとして、彼の唯一無二の個性的な歌声は外せない。

(個性が強い分、好き嫌いが分かれる歌声なのかなと思うこともありますが、私は好きです。ちなみに書きながら、彼らの「スキライズム」を聴いています。好き。)

  • 一度聴いたら忘れられない声。彼の声を聴けば、すぐフレデリックだとわかる。
  • 音楽の専門学校出身であるという経歴を持つので、歌が安定している。自分の声の使い方をよく把握しており、ライブアレンジは特に最高である。
  • SNSの使い方も上手い。というか、結構あざとい。自分の魅力をわかっていて、うまいことファン心理を擽る。
  • 弟である康司へのリスペクトが深い。微笑ましい気持ちにさせられたり、きゅんとさせられたり、ファンは双子のやり取りに振り回されがち。

(それも楽しいですし、双子ならではの、息の合ったパフォーマンスに心を奪われました。)

  • とても良い人。 他のバンドマンとのやり取りだったりを見ていると、あーこの人はきっと良い人なんだろうなというのが伝わってくる。ファンの贔屓目もあるかもだけれど、たぶん健司さんはほんとに良い人。優しい人だと思う。
  • 昔は人見知りをするタイプで、MCは苦手なのかなという印象だったけれど、今や、ファンを翻弄する煽りやら、小ネタやらを挟むようになり、随分と雰囲気が柔らかくて、しっかりしてきた。にじみ出る、関西のおかん感。
  • 最近は、色気大放出中で、何か恐ろしいことになっている。ハンドマイクのときとか、ものすごい。色っぽいのに、下品じゃない。上質なライブパフォーマンスが最高である。

三原康司(ベースコーラス、双子弟)

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(最近、康司さんはインスタグラムをメインで使われています。)

  • 1990/2/20生まれ。兵庫県宝塚市出身。ボーカルである健司の弟で、バンドのベースコーラス作詞作曲を担当。彼はフレデリックの心臓だと、勝手に思っている。
  • 音楽の天使に愛された天才、だと思う。もちろん、彼自身の苦悩や努力あってこその才能なので、天才の一言で片付けるのはおこがましいけれど、独創的なフレデリックの楽曲を作り続けている彼は、間違いなく天才だと思う。
  • 可愛い顔して、えげつないくらいに格好良いベースラインを弾く。フレデリックの楽曲は、ベースの動きが激しいものが多い。ベースの音色を愛する者としては、ぞくぞくする音がたくさん散りばめられているのでたまらなく嬉しい。
  • 音遊びをしているみたいに、とても楽しそうにベースを弾く。素直に可愛い。見ているこっちまで幸せな気分になれる。
  • ちょっと天然っぽいイメージがある。インタビュー等での表現が独特だったり、ライブのMCで面白いことを言ったり……。感性が素敵だと思う。
  • 兄である健司の歌声を巧みに活かした楽曲を作る天才。個人的に、「峠の幽霊」まちがいさがしの国」NEON PICNIC」「ナイトステップ」などは、特に、三原健司が歌うからこその、独特な世界観を感じる。

(私がフェスで初めて聴いて衝撃を受けたのが、「ナイトステップ」。この曲が好きすぎて、気づいたらその日のうちに、ワンマンライブのチケットを購入してました。フレデリックに沼るきっかけをくれた、個人的にとても思い入れのある楽曲です。)

  • イラストが上手い。彼が手がけるグッズは本当に可愛い。普段使いできるものも多くて、ファンとしては嬉しい。
  • コーラスの質が高い。双子ならではなのか、健司のボーカルとの相性が抜群。低音から高音まで網羅する、安定感ある歌声。

赤頭隆児(ギター)

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  • 1989/6/26生まれ。兵庫県朝来市出身。バンドのギタリスト。ギターが上手い。インスタの演奏動画が最高に良いので、ギター好きにはぜひ見てほしい。
  • なんだか不思議な空気感を持っている人。正直言うと、未だにどんな人なのか掴めない。ふわふわしているようでいて、せっかちだったり、柔和そうに見えて、切れ味鋭いギターを弾いたり。関西弁でふにゃりと喋る様子が、なんとも面白くてクセになる。
  • ギタリストとしての高い技術を持つ。強すぎる個性を持つ楽曲の中で、決して埋もれず、決して目立ちすぎず、絶妙なバランスでギターを鳴らす。
  • 飄々と楽しげに弾く。ライブでのアレンジが最高にエモい。「ほねのふね」のギターソロだったり、「シンセンス」のギター部分、また、「KITAKU BEATS」のギターソロなんかが特に好き。

(私が愛してやまない神戸ワールド記念ホールでのライブ映像です。「KITAKU BEATS」のメンバーが、とっても楽しそうに演奏していて、見ていて、聴いていて、こちらまで幸せでした。)

  • 音楽的にも、性格的にも、バンドのバランスを取る存在SNSの更新頻度は高くないけれど、ファンクラブの自身のコンテンツの更新度は高い。彼のブログは、ファンなら間違いなくハマる、ゆるくて面白いコンテンツ。

高橋武(ドラム)

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  • 1989/6/13生まれ。神奈川県横浜市出身。バンドのドラマー彼が叩くドラムの音がとても好きで、何度聴いても痺れる。具体的にどこがどう、と説明できないのがもどかしいのだが、技術だけでも、パワーだけでもない、心地良いところを的確に刻んでくれる感じ。
  • 後加入ではあるものの、彼の加入がフレデリックの勢いをより加速させたと言っても過言ではない。努力に裏付けされた、確かな実力を持ち、さらに、周囲への気遣いができる、バンドの縁の下の力持ち
  • ドラムへの愛が半端ない。ファンクラブコンテンツのドラム解説動画の見応えがありすぎて、もう、ドラムを習いたいレベル。
  • これまでのフレデリックの軌跡を決して否定せず、もちろん、自分の軌跡もしっかりと踏みしめてフレデリックのドラマーを務めてくれているので、安心感がある。話すのも上手い。

楽曲の多様性

ジャンルレスな曲の数々

  • ダンスミュージックを主軸として、EDM、ジャズ、ロック、ポップス、歌謡曲サイケデリックなどの、様々な側面を持つ楽曲が多い。


「峠の幽霊」「シンセンス」「飄々とエモーション」「オドループ」「スピカの住み処」「バジルの宴」まちがいさがしの国」NEON PICNIC」など…その他多数。


  • 複数のジャンルを織り交ぜて、最終的にはフレデリズムと呼ばれる、バンド独自のサウンドを築き上げている。

和田アキ子さんに楽曲提供をした「YONA YONA DANCE」も、イントロだけでフレデリックの曲だとわかるほどの、バンド独自のサウンドが活きています。ここまで強くフレデリック色を打ち出している曲は、最近ではあまりなかったので、逆に新鮮でした。ぜひ、セルフカバーしてほしい……。フレデリックバージョンの「YONA YONA DANCE」も聴いてみたくてたまりません。)

追記・フレデリックのYONAYONA来ました……!


他のバンドにはない唯一無二の存在感

  • 楽曲の多様性も相まって、昨今の邦ロックバンドの中でも唯一無二の存在感を放つ。フェスシーンでも、思わず身体を揺らしたくなるようなダンスミュージックで存在感を発揮している。
  • 万人が受け入れる王道路線の楽曲だけでなく、コアな音楽ファンの心を掴むマニアックな路線の楽曲も多い。

SPAM生活」「峠の幽霊」など、少し変わったテイストの楽曲も聴き応えがあります。)


最大の強みはライブの質の高さ

ライブハウスでのフレデリック

  • ステージをすべて包み込むほどの煙の演出や、一瞬でステージをディスコに変えるようなストーリー性のあるセットリストにより、飽きさせずに、どっぷりと音楽に浸れるライブを創っている。
  • 音のバランスが良いので、スピーカー前でもうるさく感じることがない。どの楽器も互いを引き立てあって、かみ合っているので、ライブ中、常に耳が心地よい状態が続く。
  • これはどのキャパのライブでも言えることだが、MCがぐだぐだと長ったらしくない。あくまでメインは音楽であり、伝えたいことは彼らの曲が教えてくれる。
  • 曲と曲の繋ぎが秀逸。フェードイン、フェードアウトなど、細かい部分までこだわり抜かれているので、毎回とても楽しい。この繋ぎだけをまとめたCDを出してほしいと思うくらいのクオリティの高さ。


アリーナでのフレデリック

  • 圧巻の照明演出。曲と照明のシンクロ度合いが高く、空間演出のセンスも最高に良い。


飄々とエモーション (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]

(今まで観てきたライブの中で、一番と言っても過言ではないくらいに大好きなライブ映像が収録されています。「ほねのふね」での圧巻の演出、まちがいさがしの国」での三原双子の掛け合い、涙腺がゆるゆるになったシンクロック、本編ラストの「オンリーワンダー」などなど……今でもあの日の景色が目に焼き付いて離れません。)

  • 音の伸びが良い。元々演奏のクオリティが高く、音のバランスが良いので、空間が広がると、より一層響く。

(これがフレデリックのライブです。ぜひ、生で聴いてほしい。体感してほしい。音楽って良いなぁ……という気持ちをたくさん貰えます。)


フェスデリック

  • フェスに合わせて、練りこまれたセットリストを組んでくるため、同じ年のフェスでも全く印象が異なる。踊らせる楽曲を多数持っているので、セットリストのバリエーションも豊富
  • あと、最近はほぼ確実に新曲が混ざったセットリストを組んでくるので、その攻めの姿勢も格好良い。
  • フェスでは、MC少なめ音楽一本勝負のライブが多い。好き。

(出演時間帯によっても、バンドの表情が変わるので、本当に面白いバンドだなと思います。楽曲の幅が広く、音楽に垣根がないからこそできる、柔軟かつ多彩なセットリストは、フレデリックのライブが初めてのリスナーも楽しめるものとなっています。)


オンラインライブでのフレデリック

  • コロナ禍で、オフラインでのライブが難しい時期、彼らは積極的にオンラインスタジオライブを行い、YouTube等で配信してくれていた。フェスや観劇予定だった舞台等の中止で折れかけていた心が、それでどれだけ救われたか……彼らのファンでよかったと心から思える1~2年だった。
  • オンラインスタジオライブだからこそできる演出をたくさん散りばめたライブだったので、オンラインでも大満足の仕上がりだった。どんな状況でも音楽を止めず音楽を楽しむ方法を模索し続けるフレデリックならではの、最高にわくわくするオンラインライブだった。

(特に「センチメンタルサマー」の演出が好きで、何度観ても胸が熱くなります。オンラインだからこそ楽しめるライブを創ってくれた彼らは、やっぱりとっても格好良いバンドです。)


まとめ

かなり個人的な感情も踏まえつつ、しつこくフレデリックの魅力を語り尽くしたけれど、正直、まだまだ全然語り足りません。


フレデリックの音楽って本当に多彩で面白いんです…!!


今までそれなりにいろんな音楽に触れてきたけど、音の層の厚さというか、質の高さというか…とにかく、ぐっとくるポイントが多すぎます。

彼らの魅力は、わかる人にだけわかればいいとも思うけれど、やっぱりもっと売れてほしい!というか、売れるべきバンドだと思うので、私は今後も、彼らの音楽について語り続けていく所存であります。


思うままに書いているので、読みにくかったらごめんなさい。

また、ライブや楽曲など、ピンポイントでもブログを書こうかなと思っています。


ライブ映像を観ると、彼らのことをもっと好きになると思うので、興味のある方は、ぜひブログ内で紹介している動画も観てみてください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また。