こんにちは、悠です。
今回は、SixTONESの“きょも”こと京本大我さんについての推し語り、やってみたいと思います。
私が中学生の頃、初めてハマった“アイドル”であり、今でも応援している唯一無二のジャニーズです。
ジャニーズは歌があまり…という勝手なイメージをぶち壊し、踊りはぶっつけ本番っぽいし、ちゃんと基礎を習ってなさそう…という偏見をふっ飛ばした彼は、ジャニーズ事務所に所属しているアイドルの中では、異質にみえます。
もちろん良い意味で。
ストイックかつ、真面目。
見目麗しい姿からは想像もつかないくらいの血と涙と汗と努力によって、今の姿を掴み取った秀才。
ミュージカルに本気で向き合い、歌と芝居のプロフェッショナルに囲まれて修行を積んだ、そんな彼にしか出せないクオリティのパフォーマンスは、外野の偏見を取っ払うだけのパワーがあります。
「私立バカレア高校」というドラマの頃から密かに応援していますが、天然な性格やバラエティでの素の面白さも然ることながら、やはりパフォーマンスをしているときが一番格好良く見えるのが最高です。
少しでも彼の魅力をお伝えできるよう頑張りますので、お時間のある方はぜひ。
唯一無二の歌声
ビジュアル系バンドのボーカルを彷彿とさせる、鼻にかかった色気のあるビブラート。
私は、初めて彼の歌声を聴いたとき、こんな印象を抱いた。
歌い方にクセはある。
好き嫌いは割れるが、私は好きな歌声だなと感じていた。
最近は、ミュージカルでの経験が良い方向に影響を及ぼしていて、“SixTONESのきょも”と“ミュージカル俳優の京本大我”、どちらの彼も、より一層質の高いパフォーマンスを魅せてくれている。
私が特に大きな変化を感じたのは、『ニュージーズ』で主演を務めたあたりからである。
日本初演のディズニーミュージカルの座長。
重くて大きな責任、数多の期待とプレッシャーを背負いながら、公演をやりきった彼の姿に感動した。
(『ニュージーズ』舞台映像)彼が初めて出演した2015年エリザベートのルドルフと2016年のルドルフ、そのどちらも劇場で観たが、1年でここまで進化してくるとは…!と、彼の成長速度と努力に驚かされた。
そのとき受けた衝撃を思い出した。
緊張しいで、ネガティブなのに、強く、しなやかで、美しくあろうとする。それが京本大我だ。
改めて彼の凄さを認識して、その背中の大きさに震えた。
最近の彼の歌声については、語るまでもなく聴いてもらえればわかると思う。
歌い方のクセを抑えつつ、一声聴けばすぐに彼の歌声だとわかる個性はしっかりと残す。特有のビブラートも健在。
彼の歌声が好きなファンとしては、どんどん洗練されていく歌声にわくわくが止まらない。
発声も変わったので、歌詞が以前にも増して伝わってくるようになった。
今だから話せるのだが、個人的には、“SixTONESのきょも”として歌う彼に、物足りなさを感じていた時期があって。
その要因の1つは、ジェシー以外のメンバーとの歌への熱量の差だった。
正直、他のメンバーも、もっときちんと歌ってほしいと思っていた。
彼はもっと歌えるのに。
彼の魅力はこんなもんじゃないのに。
いっそのこと、ジェシーと二人でユニット曲を出してくれないかなと本気で思ったり、グループから気持ちが離れていた時期もあったりした。
そんなときでも、大我さんの歌声を聴くと心は揺れ動いていたし、彼の情報は定期的にチェックしていた。
彼にはもっと高いところまで登りつめてほしい、という気持ちもあった。
彼ならばもっと高みにいけると信じているし、たとえひとりになろうとも、そのパフォーマンスで人々を魅了することができる人だと確信を持っていたから。
それだけ、私にとって“京本大我”という人間の才能、そして、努力して手に入れた実力は魅力的だったのだ。
グループでいることで、その才能が埋もれてしまうのが怖かった。
しかし、その気持ちを改める機会が訪れる。
孤高の秀才だった彼が、安心して帰れる場所を見つけたのだと悟った。
Myojoの10000字インタビュー(2022年8月25日現在無料公開中、9月21日まで無料で公開予定)を読んで、大我さんの口からSixTONESへの思いを聞いて、私としても覚悟が決まった。
“ミュージカル俳優の京本大我”だけでなく、“SixTONESのきょも”、“アイドルとしての京本大我”の天下取りを見てみたくなった。
彼にここまで言わせるメンバーたちの歩む道を、彼らがたどり着く先を見てみたくなった。
話が逸れてしまったが、彼の歌声は、私をSixTONESのファンたらしめる最大の理由なのだ。
彼の歌声がなければ私は、SixTONESに出会うこともなかったし、こんな風にブログで彼らについて語ることもなかっただろう。
京本大我が京本大我である限り、私はSixTONESを応援するし、彼らの勝ち取る未来はどんなものなのか見届けたいと思っている。
だからこそ、彼の歌声の魅力をもっとたくさんの人に知ってほしいと願うのだ。
ジャニーズ事務所のアイドルは、K-POPアイドルとは異なり、紹介できる公式動画が少ないのが難点だが、いくつか紹介するので、興味のある方はぜひ聴いてほしい。
(ファーストテイクは必見、必聴です。SixTONESは“音楽”で勝負していくんだという覚悟を感じます。願わくば、生放送の歌番組でも全員がこのクオリティまで歌えるようになってほしい……。今はまだ、大我さんの安定感で引っ張っていく感じなので……。ジェシーも基本的には安定していますが、最近は忙しいのか高音がしんどそうなときがあって、少し心配です。全員がここまでできるのを知っているからこそ、初めて彼らを見た人に誤解されそうで、もどかしい気持ちになることもあります。各自忙しいとは思うけれど、本職はアイドルなので……。頑張れ!!)
(こちらは2020年のYouTubeファンフェスタに出演したときの映像です。まだ若く、歌声が少し軽いですが、勢いが感じられる良いパフォーマンスだと思います。)
(個人的には『Imitation Rain』に次いで、好きな曲である『わたし』です。大我さんが素晴らしいのはもちろん、メンバーのハモリの美しさに、久々にぞくぞくしました。ストは何気にバラードも似合うんです。)
(大我さんとジェシーのメボ組、京ジェ大好き勢としては、『オンガク』は外せません。これがSixTONESのメインボーカル、これぞ京ジェです!と自慢したくなる2人。いつまでも隣で歌っていてほしいし、いつか2人のユニット曲が聴きたいという気持ちは、今でもずっと大事にあたためています。)
美しく舞うアイドル
京本大我といえば、“歌”というイメージが強いが、実は彼はダンスも上手い。
自分がどう見えるかを客観視できているので、魅せ方がとても上手い印象がある。
まるで宝塚のトップスターのように、指先に至るまでシルエットが美しいのが特徴だ。
私はダンスを見るとき、とにかくシルエットにこだわりがある。
SEVENTEENのホシくんもそうだが、どの瞬間を切り取っても、スチール写真ができるような美しいシルエットで構成されるダンスが好きなので、SixTONESの中では、大我さんのダンスに惹かれるのだと思う。
音の使い方、タメも好み。
余裕がなく早取りになりがちなところを、タメを持って優美に魅せるスキルには驚いた。
失礼な話ではあるが、運動が苦手な私は、運動神経の良さとダンスの上手さは比例しないんだと、彼を見てなんだか安心したりして。
アクロバットができなくとも、彼のダンスはとても美しく、見ている者の視線を惹きつける魅力がある。
個人的には、大我さんの踊る『Imitation Rain』や『わたし』のような振付が特に好き。
正直SixTONESはダンスのグループではないので、ダンスプラクティスはあまり見ないのだが。
大我さんのダンスが特に輝いているものを、いくつか紹介したいと思う。
天然お坊ちゃま
パフォーマンスのクオリティの高さはもちろん、SixTONESの公式You Tubeチャンネルであるストチューブでの活躍も、ぜひ紹介したい。
根っからの天然お坊ちゃまぶりが、突っ込んでくれるメンバーたちのおかげで、以前にも増して輝きを放っていて楽しい。
気も遣えるし、周りのこともよく見ているし、品もあるので、嫌味にならないのが、なお良い。
ナチュラルボーン天然お坊ちゃまが、こうしてのびのびと過ごせているのは、SixTONESのメンバーあってこそだなと、最近はとても微笑ましく見守っている。
奇抜に見られたがったり、厨二病を発揮したり、オタクぶりを発揮したりしているが、とにかく可愛い。
ストチューブはもちろん、ラジオでも異彩を放つ彼を堪能できるので、気になる方はぜひ、SixTONESのオールナイトニッポンも聴いてみてほしい。
パフォーマンスで語る、ステージでの寡黙で格好良い彼とのギャップに、度肝を抜かれるだろう。
(アポなしキャンプ回は最初の回を紹介しているので、ぜひ続きも見てみてください。個人的には、彼らが様々なことを乗り越えて、こうして一緒にキャンプをしている姿を見て、ぐっとくるものがありました。ここでは一部だけ紹介していますが、他にも面白い動画がたくさんあるので、気になる方はストチューブも覗いてみてください。わちゃわちゃ楽しそうな彼らが見られます。)
最後に
SixTONESに対しては緩推しオタクではありますが、彼らが“バカレア組”と呼ばれていたときから見守ってきました。
分裂期に胸を痛め、憤りすら感じ、グループの不安定な時期には大我さんのソロ活を望んだりもして……なんだかいろいろな思い入れがあります。
今はグループとして素直に応援できますし、“音楽”で、ファン以外を驚かせるようなアーティストになってほしいなと期待しています。
映画やドラマでの活躍で、SixTONESの名を幅広い世代に知ってもらうきっかけを作った北斗と慎太郎。
持ち前のバラエティスキルとトーク力を活かして、ラジオやバラエティ番組で着実にグループを売り込む樹と髙地とジェシー。
ミュージカルという新たなフィールドで努力を続け、歌番組では、その歌声でグループを印象づける役割を果たす、SixTONESのパフォーマンスの要、京本大我。
この6人だからこそ、大我さんは、SixTONESでやっていきたいと感じたのだろうし、私も、この6人ならきっと…と思えるようになりました。
これからも“音楽”を、“SixTONES”を帰る場所にして、それぞれが大きく飛躍していくことを願っています。
帰ってきたとき、もっと格好良くなった6人に会えるのが楽しみです。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また。