悠悠自適なオタク生活

好きなことやどうでもいいことを書き綴る、ジャンル崩壊の趣味ブログ。

TREASURE05Xに寄せて

こんにちは、悠です。

今年もTREASURE05X、行って参りました!!

これで今年の夏が終わるな…と、ひとり感傷と余韻に浸っています。

今回はTREASURE05Xに寄せて、少しばかり感想を綴ってみたいと思います。

お時間のある方はぜひ。



TREASURE05Xと私

私の夏の恒例行事は、TREASURE05Xに行くことである。

2015年、忘れもしない土砂降りの初参加から、毎年行っている。

私の楽しみのひとつであり、なくてはならない大切な時間だ。

そんなトレジャーだが、2020年は中止2021年は会場を変更しての開催…と、数多の音楽フェス同様、新型コロナウイルスの影響をもろに受けてきた。

今年は、3年ぶりにトレジャーがラグーナビーチに帰ってきたということで、出演したバンドも観客もこころなしか嬉しそうだったのが印象的。

(4日は、めちゃくちゃいいお天気でした。)


会場のレイアウトが変更になったり、シートエリア有料になったりと、今回初めての試みもあった。

シートエリアに関しては、今回は購入せずに参加。

暑さにやられて伸びていた時間帯もあったので、シートエリアがあったら楽だろうなとは思ったが、案外、砂浜の近くは潮風も吹いていて、個人的には、なくても困らなかった。

そのため、来年シートエリアを購入するかどうかは悩みどころである。

普通に、ステージを行ったり来たりして楽しむならば、シートエリアはいらない気もするけれど、しんどくなったときに、日陰で休憩できる場所があるというのは心強い気もする……。

それぞれの楽しみ方に合わせて、選択できるので、来年以降行かれる方の参考になればと思う。


今年は、入場も比較的スムーズだったし、グッズも大幅な遅れもなく進んでいたようで、過ごしやすかった。


また、食事処の種類が多いのも嬉しい。

屋根のあるエリアが食事場所として設置されており、便利だなと感じた。

私は砂浜近くで、ちゃちゃっと食事を済ませたが、ゆっくり音を聴きながら、日陰で座って食べるのもいいなと思うので、来年もぜひそのままで…。


ひとつ気になったのは、パラソルや日傘の使用である。

一応ルール上は禁止されていた気がするが、結構使っている人が多かった印象。

暑かったので使いたくなる気持ちはよくわかるが、禁止だからと日傘を持っていくのを諦めた私にとっては、複雑な心境だった。

来年からはそのあたりがどう変化していくのか、また見守っていきたいと思う。

(なにはともあれ、無事に2日間とも開催できて、本当によかったです。出演バンドのみなさん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした!!)


お昼ごはん

恒例のぞうめし屋さんで、肉みそキムたま丼をいただいた。

美味しかった…!!

何年か前のメリーロックパレードで、初めてぞうめし屋さんのご飯を食べて以来、お店の味のファンである。

冬は豚汁を用意してくださって、その心づかいがとても嬉しかった。

また次回も、美味しい丼をいただきに参ります。

ごちそうさまでした!!!




フレデリック

推しバンドであるフレデリックから、私のTREASURE05Xはスタートした。

30分という限られた時間の中で、全部メイン!ド定番!!なセットリストで楽しませてくれたフレデリック

『オンリーワンダー』始まり、『オドループ』終わりの構成に、初見の観客の心を本気で掴みに来たという覚悟がみえて、ぞくぞくした。

初めてフレデリックのライブを観る人でも、間違いなく楽しめるセットリストだったように思う。

最高だった…。


ありがたいことに、ワンマンライブには何度も行っているし、好きな曲もたくさんあるが、フェスで観るフレデリックにはまた違った良さがあると思っていて。

フェスデリックの音楽の熱さと、照りつける太陽の暑さに完全にやられてしまうんじゃないかと思うくらいに、パワーのあるライブだった。


そして健司さんがインスタで言っていた通り、ラグーナビーチは風が強い

ボーカリストにとっては結構過酷なコンディションなのでは?と思うが、流石我らが健司さん……危なげないどころか、めちゃくちゃエモーショナルに歌い上げていて、完全に心をもっていかれた。


『オンリーワンダー』“みんな違ってみんな優勝”の歌詞がやたらと響いて、ちょっと泣きそうになったりもしたが、最後まで楽しみ尽くしたので、大満足である。


あと、健司さんが珍しく、タオルを掲げてくれ、と言っていたのが印象的だった。

私はフレデリックのタオルを掲げたけれど、他にもいろいろなバンドのタオルがあって。

ジャンルを問わず、“音楽”が好きな人がフレデリックのライブに集まっている、というのは、とても素敵な光景だった。


(康司さんはインスタにアップしてくれていましたが、それぞれ呟きに個性が出ていて面白いです。フレデリックって奥が深い……。隆児さん……?え?)


Fear,and lothing in Las Vegas

まだベカスまで時間あるし……と、砂浜近くで、のんびりけずりいちごを食べていたら、どこからともなく『Chase the light』のイントロが聴こえてきて、光の速さで、いちごをかけこんで走った。

大好きな曲である。

ベガスは、いろいろなことが重なって、なかなか生で観られなかったが、今回は久々にライブを観ることができて、本当に嬉しかった。

追えていない曲もあったので、知ってる曲が聴けたらいいな…と少し不安だったのだが。

ほとんど知っている曲で構成されたセットリストに、相変わらず格好良い音の嵐

めちゃくちゃ楽しかった。

MINAMIさんの声ってどうしてあんなにクリアなんだろう……と感動しつつ、Soくんの高音に懐かしさを感じ、『Party Boys』では踊り狂った。

振付もばっちり覚えていた自分にびっくりである。

個人的には、『Crossover』が聴けたので幸せ。

地を這うような重低音と、全力で頭を振るあの感覚……いつか見たライブハウスでの光景を思い出して、胸が熱かった。

(写真は札幌のものです。)


砂浜で聴いたバンドたち

04 Limited Sazabys

今回は遠くから大人見だったフォーリミ

スクリーンも見えないくらい遠いところからだったが、相変わらず楽しい。

リハで歌った『Letter』が好きなので、聴けて嬉しかった。

『fiction』まで聴いて、砂浜に移動。

あとの曲は砂浜でのんびり聴いていた。

歩きながら聴いた『Kitchen』も好き。



突如しんどくなり休息

暑さと寝不足のせいか、フォーリミからロットンへの移動中に、突如体調不良に……。

結構しんどくて、砂浜近くの階段で伸びていた。

痛む頭、目を閉じていないと回る視界。

しばらくは座ってタオルを被って、丸まっていた。

砂浜でちびちび飲料を飲みつつ、母が持ってきていた梅干しのお菓子をもらって回復に努める……。

座ったまま、目を閉じてバンドの演奏を聴くことになるとは……想定外だった。

ROTTENGRAFFTY

フォーリミを早めに抜けて、本当は前方で観る予定だったROTTENGRAFFTY

体調を崩してしまい、音だけだったのは残念だったが、音だけなのにライブの臨場感が伝わってきて、さすがだなと感動した。

『70cm四方の窓辺』が聴けたのが嬉しい。

私が初めてROTTENGRAFFTYを知るきっかけとなった楽曲である『金色グラフティーも最高だった。

心の中で一緒に歌ってくれ、というNOBUYAさんの言葉が印象的。

イントロが流れた瞬間に、気分が上がって、体調が若干回復するくらいの勢いだった。

砂浜で楽しそうに踊っている人々を見て、あぁ…これぞ夏フェスだ……と感じて、胸が熱くなった。



SUPER BEAVER

久しぶりに聴けるのを楽しみにしていたSUPER BEAVER

こちらも今回は音だけとなったが、やはり渋谷龍太というボーカリストは凄かった。

歌声で場の空気を支配するような、遠くで聴いていても、その迫力を感じて、感動した。

風向きの関係で、途中音が聴こえにくかったのが無念である。

フェスの定番である『青い春』長屋晴子さん緑黄色社会と歌ったファーストテイクでの歌唱に衝撃を受けた、『東京』が聴けたのも嬉しかった。



散策

このあたりでだいぶ体調も回復してきて、マーキュリーステージ近くを少し散策。

NovelbrightをBGMに、潮風を受けながらしばらく歩いていた。

持参したドリンクを消費しきったため、追加で購入。

その後、SiMに備えてマーキュリーステージ後方でドーナツを食していた。

向こうのステージから聴こえてくる、THE ORAL CIGARETTES『カンタンナコト』狂乱 Hey Kids!!で踊りつつ、夕暮れ時の綺麗な空を写真におさめていた。


SiM→coldrain

完全復活し、後方で楽しんだSiM

『Amy』が聴けたのが個人的には最高だった。

ものすごい観客が向こうのステージから押し寄せてきたのが印象的。

「トレジャーの客はバカばっか」と毎度のごとく愛あるディスられ方をしつつ、「ルール守ってて偉いね」とか言われた気がするし、「coldrain、地元って100回くらい言うと思うよ」とか「地球代表SiMです」とかなんとか、盟友を弄り倒したMCも流石だった。

そんなSiMから、地元愛知県のバンドであり、今年の大トリを任されたcoldrainへと繋がれたバトンがエモくて、ニヤニヤしてしまう。


大トリであるcoldrainは、時間の関係で最後まで観られなかったのだが、前半だけでもその熱量が伝わってきて、“地元愛”の強い彼らにぐっときた。

さらに、coldrain主催のブレアフェスの開催も発表され、熱いバトンを冬のメリーロックパレードブレアフェスに繋ぐ形で、今年のTREASURE05Xは幕を閉じた。




最後に

つらつらと感想を綴ってきましたが、久々のラグーナビーチでのTREASURE05Xは、とにかく最高でした!!!

来年も絶対に帰ってきたいと思えるような、楽しい時間を過ごすことができてよかったです。


来年こそは……
大きな声でコール&レスポンスができますように。
みんなで一緒に歌えますように。


冬のメリーロックパレードも楽しみにしています。

(まだ祖父母を預けられるかわからないので、私は行けないかもしれませんが……。行けたらいいな……。)


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

では、また。