こんにちは、悠です。
今回は、THE FIRST TAKEで公開された、SUPER BEAVERの『人として』を聴いた感想を綴りたいと思います。
個人的な話になってしまいますが、
行くはずだったフレデリックの武道館ライブを諦めざるを得ず、
本編では、イルメンの暴走に大爆笑だったトレマでも、ラストのメッセージのくだりで、憎きコロナめ!という気持ちになったばっかりに、
かなりどんよりした気持ちになっていたら、この動画が公開されたので、なんだか勝手に、運命を感じています。
あまりにも良くて、いつかのフェスで初めて聴いた日を思い出してしまって……。とにかく、本当に震えました。
歌詞がとても真っ直ぐで、それを歌うぶーやん(渋谷龍太さん)の熱が、思いが、ぼろぼろと溢れだすような気がして、鳥肌が立ちました。
私自身、普段はあまり、直接的な歌詞の曲を好まないのですが、ビーバーの曲は別で、聴くたびに、ぶーやんのその歌声に、魂をぐわんぐわんに揺さぶられています。
特にこの曲は、初めて聴いたとき、気づいたら泣いていたという思い出深い曲で、個人的には、この曲を披露してくれたことが嬉しかったです。
初めてビーバーのライブを観た日、この曲を聴いたときに感じた、魂ごと揺さぶられるような衝撃と自然と流れていた涙の記憶を鮮明に思い出しました。
本当に凄い。
フレデリックの健司さんにも同じことを感じるときがありますが、ライブで、生で聴くと、さらに感情が揺さぶられるような歌を歌う人が好きです。
技術的な歌の上手さも大切ですが、それに加えて、やはり、感情をぎゅうっと濃縮したような歌を聴くと、ものすごいパワーをもらえたり、じんわりと心に染み込んで、癒されたりします。
また、ビーバーがライブのときによく言う、「あなたたちじゃなくあなたに」という言葉も、とても印象的です。
目の前に、もしくは、画面のこちら側に、何万人いようと、そのひとりひとりに向けて届けたいと歌う姿に、何度も救われ、パワーをもらいました。
ぶーやんのTHE FIRST TAKE繋がりで、一足先に公開されていた『ひとりで生きていたならば』も聴いてきましたが、やはり彼は凄いボーカリストだなと改めて実感しました。
良い。
どちらの楽曲のエネルギーも、言葉で言い表せるようなものではないので、とにかく聴いてほしいの一言に尽きます。
聴けばわかってもらえるはずだから。
不要不急のものに、どれだけたくさんの思いが詰まっているのか、それを感じ取ってもらえると思います。
ONAKAMAのレポでも見かけましたが、「誰かにとっては不要不急でも、誰かにとっては生きる意味だったりする」というフォーリミのGENさんの言葉通り、ライブをするにあたって、いろいろな問題と向き合いながら、ツアーを回っているバンドがいて、一方で、同じ気持ちを抱いていても、ツアーを中止せざるを得なかったバンドもいて。
この状況下、できることを模索しながら、こうした場で歌ってくれたり、新曲を準備したりと、動いてくれていることが嬉しいし、幸せです。
好きだったバンドが活動休止を発表したり、行きたかったライブを断念せざるを得なくなったりして、何度目かわからないけれど、言いようのない不安に呑み込まれそうだった私を、引っ張り上げてくれたのが、このTHE FIRST TAKEで公開された、『人として』でした。
私は、音楽が好きです。
今日も、たくさんの音楽に救われて、生きています。
ありがとう、SUPER BEAVER。
まだ、明日も、明後日も踏ん張れる。
なんだか今日はセンチメンタルな気分から抜け出せず、ポエムのような感想文になってしまいましたが、お付き合いいただき、ありがとうございました。
次は、もっと楽しく、いつものようなオタク気質を存分に発揮したテーマで帰ってくると思います。たぶん。
というか、ONAKAMAも行きたかったな……。
GENさんの言葉をレポで知って、その気持ちが募りました。
でも、こうして、私は私の場所で頑張っているし、いつかどこかで必ずまたライブを観るんだと決めているので、大丈夫です。
どうかみなさんも、心と身体の健康を第一に。
では、また。