こんにちは、悠です。
今回は、久々にフレデリックについて書こうと思います。
先日、フレデリックのオンラインFCライブに参加しまして、そのときの彼らの姿にぐっときてしまって……こうして筆を執っています。
FCライブなので、感想は自分の中に大切にしまっておこうかとも思いましたが、どうしても記憶だけでなく記録にも残しておきたい!となったので、備忘録書きます。
(アーカイブ期間も終わってしまったので、一部ネタバレあります。ご了承ください。)
『ナイトステップ』
私が好きなフレデリックの楽曲ランキングで、ここ何年かずっとベスト3にランクインしているのが、この『ナイトステップ』。
本当に大好きな曲で、そろそろライブで聴きたいな……と思うといつもやってくれるので、心を読まれているのでは?!となる。好き。
ライブアレンジが本当に巧くて、前奏が始まった瞬間から、ぐっとテンションを引き上げられる感覚があるんだけど、ライブハウスの照明で観ると、より一層エモい。好き。
何度聴いても飽きないメロディーとリズム。
そして、アレンジが違うので、ライブごとに印象が少しずつ変化するベース、ドラム、ギター。
さらに、健司さんのボーカルが本当に良い。
あの声だからこそ、これほどまで中毒性があるんだと思う。
本当に好き。何度でも聴ける。
かなしいうれしい (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]
(ちなみに、この音盤に入っているライブバージョンは、『ナイトステップ』はもちろん、全部おすすめです。フレデリックのライブに行ったことがない人は、おそらくイメージが変わると思います、良い意味で。ライブアレンジがびっくりするほど楽しい!!)
『SPAM生活』
これは私がフレデリックに出会ってから、2番目に聴いた曲で、ずっとライブで聴きたいと思っていた曲。
リリリピートツアーで初めて生で聴けたときは、本当に嬉しくてたまらなかった。
前奏からクセの強さが際立っているが、今回テンポが少し速く感じたような……。
同じ楽曲を演奏しているはずなのに、昔とは一味も二味も違った不気味さが漂う。
サラリとしているようでいて、耳にじっとり残るフレーズは相変わらずで、脳内で「死んだ魚のような目をした魚のような生き方はしない」のリピートが止まらなかった。好き。
(この音盤には、記事後半に登場する『ほねのふね』も収録されています。私はハマりたての頃このアルバムを聴いて、なんだこれは……?!と衝撃を受けました。独特の世界観。「うちゅうにむちゅう」ってタイトルも可愛くて好き。)
『ふしだらフラミンゴ』
この曲は、いつかのライブ映像を観て、ずっとライブハウスで観たい!と思い続けてきた曲で、実は未だに生では聴いたことがない。
オンラインとはいえ、今回聴けたのは嬉しかったが、やはり、いつか必ず生で聴きたい!!
康司さんのコーラスも、双子のハモリも、間奏も全部好き。面白い。
間奏で踊り狂いたい衝動に襲われて、とても小さくジャンプしながら聴いた。好き。
(この音盤には『ナイトステップ』も収録されていて、しかも、個人的フレデリックの好きな楽曲ランキング上位定番の『スピカの住み処』も入っているという……。名盤です、本当に。ジャンルの枠に縛られない楽曲の幅広さで、音楽が好きな人はわくわくしながら聴けると思います。)
『RAINY CHINA GIRL』
とても可愛いメロディーとお洒落な雰囲気が漂うこの曲は、初めて行ったフレデリックワンマンのときに聴いて、コロッと惚れた一曲。
雨音から始まる演出が好きすぎる。お洒落。
イントロとアウトロがものすごく可愛い。
ずっと聴いていたくなるような、心地の良いサウンドが良き。
不思議と音から情景が浮かぶ。
可愛い。好き。
TOGENKYO (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]
(私、個人的にこの音盤が大好きで、会った人みんなに配って歩きたいくらいです。これはぜひ、初回盤の映像も見て欲しい!アコースティックアレンジの巧みさが、ぐっときます。特に『USO』。元々好きな曲なので、やばいです。)
FAB!!(FRDC Acoustic Band)
『ほねのふね』(Vo.三原康司)
飄々とエモーション (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]
(初回盤のDVDに、個人的伝説の『ほねのふね』が収録されています。好きすぎて、この時の光景を未だにスマホの待ち受けにしています。ちなみにロック画面は、マリーとアクセルのチャームです。)
神戸ワールド記念ホールのワンマンライブで聴いて、演出も含めて、今まで観たライブステージの中で、最も印象的だった曲。
照明の演出が本当に素敵で、海の底から、フレデリックという名の船に乗って、海原を渡っていくメンバーを見上げているような、不思議な感覚に陥った。
思わず光に手を伸ばしてしまう観客が、私自身も含めてたくさんいて、鳥肌が立ったのを、今でも鮮明に覚えている。
目に焼き付いて一生忘れられない光景というのは、こういうもののことを言うんだなと実感したくらい、本当に美しい光景だった。
そんな思い入れのある曲を、今回はなんと…!康司さんが歌ってくれて、嬉しさと驚きで震えた。
健司さんとはまた違った、深くじんわりと浸透してくるような歌声が良い。好き。
というか、康司さん、元々歌上手だったけど、最近また上手くなってるような。凄い。流石です。
健司さんがコーラスで入るのもエモすぎて、終始息を呑んで、聴き入ってしまった。声の相性が抜群。
アコースティックアレンジも渋くて良かった。
隆児さんのギターも良い。渋い。好き。
フレハウスの住人(←FC会員のことです)の聴いてみたいなぁ…を汲み取って、さらに、さらりと実現させちゃうフレデリックが強すぎる。
一生ついていきます、という気持ちをさらに固めた。好き。
『もう帰る汽船』(Vo.三原健司)
実はこの曲は、『ほねのふね』のアンサーソングになっている。
『ほねのふね』は普段、ボーカルである健司さんが歌うのだけれど、今回は康司さんが歌った。
ということは、まさか……いや、そんなわけないよね……え、本当に健司さんが歌ってくれるの?!と感情の流れが非常に忙しかったが、健司さんボーカルの『もう帰る汽船』が聴けてしまった。
当日は幸せすぎて泣いたので、あとから何度もアーカイブを見直して、余韻に浸ったり、幸せを噛みしめたり……。
好き。ありがとう、フレデリック。
いつもは弟である康司さんが歌う曲を、今回だけは特別に、兄である健司さんが歌うというこのエモさ。
自分がもしフレデリックのファンだったら聴いてみたいなと思った、と健司さんが言っていたが、間違いなくファン心理を掴んでいて、流石兄貴!と感動した。
(いや、あんたの兄貴ちゃうわ!というご指摘を受けそうですが、健司さんって時々兄貴!と呼びたくなりませんか?頼りがいのある兄貴です。)
楽曲も、音楽への向き合い方も、ファンへの向き合い方も、まだ見ぬ音楽リスナーへの向き合い方も、何もかもが素敵で困る。
好き。
健司さんの歌う『もう帰る汽船』は、静かで、しなやかだった。
どちらの歌声も良い。好き。ありがとう。
(言わずと知れたフレデリックの代表曲『オドループ』が収録されている音盤ですが、他にもフレデリックらしさ全開の名曲が詰まっています。『もう帰る汽船』はもちろん、この日のライブでも歌われた『人魚のはなし』や、ライブで歌われることの多い『うわさのケムリの女の子』、個人的には、『幸せっていう怪物』もお気に入りです。聴けば、フレデリックという名の底なし沼へ一直線。)
あとがき
全曲書きたいところをぐっとこらえて、今回のライブで、個人的に、特に印象的だった楽曲をピックアップして、紹介してみました。
健司さんがMCで、「ファンクラブライブではオドループはやらない」という話をしていましたが、その真意を聞いて、こうしてファンを大切にしてくれている彼らは素敵だなと思うと同時に、そんな彼らのファンでいられる私は、とても幸せ者だなぁ……と思いました。
ままならない現実はあるけれど、その先に彼らの音楽が待っていてくれるなら、そこにたどり着くために進みたい。
そんな気持ちにさせてくれる、とても大切な存在です。
最近は、いろんな音楽に触れて、いろんなものからパワーを貰って過ごしていますが、どれも私にとっては欠かせない存在なんだなと実感する日々です。
音楽が好き。
ライブが好き。
ミュージカルが好き。
たくさんの”好き”を大切に、現状を生き抜きたいと思います。
気持ちが昂りすぎて、文章中何度も、語彙力を失ったり、ポエムを書き連ねてしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また。