こんにちは、悠です。
3月はフレデリックのフルアルバム「フレデリズム3」と、TREASUREの日本カムバックがあり、推しの供給三昧なんですが、たくさんありすぎて追いきれてません。
幸せな悲鳴です。
今回はそんなフレデリックの新曲『ジャンキー』について、そして、まもなく発売される「フレデリズム3」について、綴ってみたいと思います。
お時間のある方はぜひ。
『ジャンキー』
“フレデリックらしさ”全開のイントロから始まり、強烈なインパクトを残しながら迫りくる少女ふたり。
MVの独特の世界観を彩るキャッチーなメロディーが、一度聴いたら忘れられない。
ウサギちゃんたちが可愛くて好き。
(少女ふたりがカバンにつけているマスコットが可愛くて、わけめくんの時みたいにグッズとして売ってほしいなと思ったり。)
言葉遊びのように巧みに配置された歌詞のリズムも癖になる。
“着飾った愛を語ってたって息詰まってジャンキー”
“したがってもっと夢中になって奉ってチャンキー”
噛まずに言えたらガッツポーズしたくなる歌詞だ。
リズミカルで、早口言葉みたいな面白みがある。
“飽き飽きです”
何度も登場するこのフレーズも印象的。
“承認欲求”や“劣等感”といった、誰もが心の奥に抱いている感情に対して、そして、“品行方正”という一見すれば良い意味しか持たないような言葉に対しても、“飽き飽きです”とぶつけてくる。
これぞフレデリック。エッジが効いていて、はっとさせられる。
数多の言葉たちが、意味を持って、ぼやっとしていた心にするりと入り込んでくるのが凄い。
“時代じゃない 自分次第だって なぁ”
ここからラストのサビまで、畳みかけるように音が飛び回っているのが心地良い。
フレデリック特有の、一度聴いたら知らぬ間に口ずさんでしまう現象に見舞われ、いつの間にかサビが噛まずに歌えるようになっていた。
恐るべし中毒性の高さである。
何なら“飽き飽きです”のところ、ちょっと踊っちゃうし。
首のアイソレーションは真似したくても簡単にはできないが、それっぽくやりながら洗濯物を干したり、食事を準備したりしているので、祖父にはちょっと怪訝そうな顔をされたり、凝視されたりする。
そんなこんなで、ここ最近の私は、祖父母とのバトルを繰り広げながらも、『ジャンキー』と『JIKJIN』を主軸としたプレイリストに心身ともに救われているのだ。
歌って、踊って、ストレス発散もできて、ばっちりである。
(推し活、本当に良い薬です。日々、癒やされ、パワーを貰っております。ありがたいことです。)
“もう短命で単調なジャンキーは置いといて”
“永久に厄介なジャンキーで結構です”
「フレデリズム3」と『名悪役』の話
3月30日に発売される「フレデリズム3」についても、少し触れてみたいと思う。
全曲トレイラーの時点で名盤だと確信を得たので、ぜひ聴いてみてほしい。
フレデリズム3 (初回限定盤 CD+DVD) [ フレデリック ]
収録曲が発表されたあの日、
『ラベンダ』をベランダだと勘違いしたり、
『熱帯夜』・『蜃気楼』・『名悪役』のタイトルを見て、康司さんは三字熟語にハマってるのかなと思っていた私へ。
あながち間違ってなかったよと伝えたい。
「Driving with Frederhythm3」というコンテンツで、ゆるっとアルバムについて語られていて、“ベランダのラベンダー”の話や、漢字三字のタイトルが3曲ある話など、アルバム制作の裏話が聴けたのがとても面白かった。
(真顔でボケたり、ゆるっとぬるっと突っ込んだり、各々真面目に話したり……この何とも言えない、緩くておもろい雰囲気が大好きです。こんなにゆるっとしている彼らが、ライブになるとバチバチに格好良い音を鳴らすのが最高なので、まだ彼らのライブを知らないという方はぜひ!下記の初回限定盤DVDのトレーラーをどうぞ!!)
この武道館ライブのエンディング且つ、アルバムの最後の1曲である『名悪役』。
彼らの初めての武道館ライブのアンコール、最後の最後に初披露された曲である。
当時は介護とコロナのWパンチで、チケットを泣く泣くリセールに出し、配信ライブで見届けたのだが、『名悪役』のインパクトがあまりにも凄まじくて、ライブ終演後、しばらく呆然としてしまった。
そのくらい、歌い出しのワンフレーズが印象的だったのだ。
“思い出にされるくらいなら 二度とあなたに歌わないよ”
ドラマティックで、強い印象を与える歌詞。
フレデリックの中でも、かなり速いテンポで展開されるサウンド。
初めて聴いた瞬間に、この曲は間違いなく好きになるだろうなと思った。
筆舌に尽くし難いほどの衝撃を受けて、心が震えた大好きな曲なので、アルバムが発売されたら、後日改めてブログに綴るつもりだが、ここでも簡単に紹介したいと思う。
『オドループ』等でフレデリックと何度もタッグを組んでいる、スミス監督による短編映画のようなMVが印象的。
彼らの楽曲は、ライブになるとがらりと雰囲気が変わったり、サウンドが化けるので、どちらも違った色が楽しめる。
“演じてやったんだ すべてを演じてやったんだ”
“まだ見ぬノンフィクションを脳に浮かべて その台本を置いた”
フレデリックのフェーズがまたひとつ変化したことを感じさせる、アルバムの締めに相応しいフレーズである。
『ジャンキー』で始まり、『名悪役』で終わる。
最高の名盤が我が家にやってくるのが、楽しみで仕方ない。
最後に
最近、フレデリックが出す新曲があまりにも良くて、全然ブログが追い付けていないんですが、『名悪役』・『サイカ』・『TOMOSHI BEAT』・『Wanderlust』等々……それぞれ刺さりすぎてやばいです。
1曲ずつ感想文書きたい……。
こんなにも曲を出す度にわくわくさせてくれるとは……と康司さんの凄さと、フレデリックの凄さを実感する日々です。
最初聴いたときは、また新しい挑戦をしてるな……!みたいな感覚なんですが、ライブで一度聴くと、また曲への解釈が変わって、気がついたら全曲好きになっているという……。
一度彼らの音楽の沼にハマったら、抜け出せません。
恐るべしフレデリック沼……。
ワンマンライブはもちろん、今年はフェスデリックも観たい……!
介護との兼ね合いもあるので、何とも言えないのが切ないですが、何とか調整できたらいいな……。
拙いブログではありますが、フレデリックへの愛が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また。